ゆき家の笑うワン達

ゆき家のワン達と日々のドタバタ日記

居候犬リチャードのこと

ゆきママが所属するボランティアの機関誌へ投稿するという原稿を見て感じることもあったので
こちらにも紹介します。

リチャードの事
      9歳 オス G、レトリバー×テリア
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  平成24年11月 一人暮らしの60代の女性が病に倒れ、飼い犬のリチャードはひと月、誰も居ない家で、
近所の人にご飯をもらいながら過ごしました。

女性は半身まひで娘さんの所でリハビリをすることになりましたが、母親の介護とリチャードの世話は
やはり大変だったらしく「新しい飼い主を探して欲しい」との相談がありました。

しかし、すぐには見つからず、ボランティアの預かりさん宅で預かって頂くことになりました。

可愛そうなリチャード、精神的なこともあってか鼻からダラダラと出血するようになり病院へ掛かりましたが
鼻の病気は難しく、腫瘍か感染症か膠原病だと思うが山大畜産病院でないと調べられないとの事でした。

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費用を考えると、ボアンティア団体では、とても捻出できる金額ではなく頭を抱えてしまいました。

そのうち預かりさん宅でも面倒を見られる状況でなくなり、行き場所のないリチャードを、
我が家で看る決意をしましたが、ただただ横たわるばかり・・・

そして突然鼻から出血するようになり、我が家の一室は殺人現場のようでした。

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そこで苦肉の策で皆様にカンパのお願いをし、山大に行くことが出来るようになりました。

山大に何度も通いそのたびに麻酔をし、鼻の中を調べてもらいましたが、腫瘍もなく、
原因不明の感染症でこれ以上通っても治る見込みがないと、匙を投げられてしまいました。

困り果て、宇部の主治医の先生に相談した結果、ステロイドと抗生物質で取りあえず出血を
防ぐという対処療法をすることになりました。

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ステロイドはよく効く薬ですが、長く続けると体をダメにしてしまうので考えて使わなければならない
薬だそうです。でもそれを使わなければならないのです。

悪いことは重なるもので、リチャードはアカラスを発症してしまいました。
治療のために丸刈りにしました。
最近ではようやく毛が生え揃ってきましたが所々の皮膚はまるで象の皮膚のように固く、
毛が生えてきません。

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リチャードを預かって1年一か月。
飼い主と交わした約束は守ってもらえず、こちらからの連絡にも答える意思が無いようです。

8年もの間家族として暮らした事実はなんだったのでしょうか?

この子は9年前に当会の譲渡会に参加された方への譲渡犬でした。

私はリチャードをずっと覚えていました。ご縁があったのでしょうね。

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「リチャード、飼い主さんと暮らしたこといっぱい覚えているだろうね・・・、
明日の事は分からないけど、多くの人に支えられて今があるんだよ。君は幸せだね。」

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といつもリチャードに語り掛けながら、一日一日を過ごしています。


  1. 2014/01/24(金) 18:35:45|
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